< 学 習 会 の 感 想 >

開催日:2018 年 10 月 13 日(土)
タイトル:回復に必要な依存・退行と問題になる依存・退行
講師:高橋 晋 氏(KHJ 本部)

◎ 私にとって、やっと、きた〜!という感じの講話でした!
もやもやが解消され、すっきりです。

◎ 高橋先生の学習会は、前回の気持ちを払拭してくれる大変癒される会でした。
冒頭部から、様々な手法を論じる講師(全肯定するべき or それではよくない etc)がいる事を上げて
くださり、高橋先生自身はその時に応じて Yes No を区別しているとのこと。とても納得できまし
た。

◎ 高橋先生のお話は、今まで学んできたことをあらためて確認でき、さらにその時の子どもの気持ち
も代弁してくださっているようでした。
印象に残ったのは、子どもが親に過去のことに対しての愚痴を言ったり、責めたりする時は、そう
だったんだね、辛かったね、という言葉をかけてあげるということです。
子どもの話と親の記憶が一致しなくても関係なく、子どもの言っていることが真実で、その時親は
できてなかったね、とあいづちをうつことが大切。
だんだん子どもの気持ちがおさまってくる。
また、親に伝えたいことが伝わらない時、物を壊したり、サインとしての暴力が出たりするが、傷
つけようとはしない。無理に力でおさえつけるとさらに暴力がひどくなる。傷つける暴力に行って
しまう。
ひきこもりの人は、真面目で繊細で人に気をつかって相手に合わせる生活をしてきているため、人
一倍疲れてしまうのだと思います。でもそこはとても良いところだと思うので、少しでも良いとこ
ろが生かせるような働き方、生き方ができるような社会になっていってほしいと思います。

◎ 本人の過去の記憶と親の記憶が事実として異なっていても、重要なのは、その時、本人がそのこと
をどういう気持ちで受けとめたかである。
例えば「そう思っていたのね。気が付かなくてごめんね。」と答える。
「そうそう教」的な傾聴から一歩前進するには、本人の発言の背景(心の深部)にある恐怖、苦し
さ、寂しさ、愛が欲しい、などに寄り添って対話をすることが良い。
本人の際限なくエスカレートする要求には線引きをすることも必要。
具体的な答え方は当人の気持ちを受けとめ、状況を計りながら慎重に。
例えば「今度でいいかな?」「それはちょっと今は経済的に厳しいかな。」「親の勘なんだけどやめ
た方がいいかなと思うよ。」「神様がそういっているからね。」等。理屈に理屈で答えていくと悪循環になることが多い。
退行に関しては良い退行と悪い退行がある。前者は本人からの自発的なものであるが、後者は、親
が過剰に誘導するもので、子供からみると親からのコントロールと見える。
100%の完璧を目指さないこと。親のエネルギー(努力)も限界があることを当人が感じるよう
にしていくことも必要。体調不良の時は子供に頼ることがあってもよい。

◎ 私に響いたのは、最初に高橋さんが発した以下の一言です。
「ひきこもりは、自分自身の問題です。」
はっとしました。このことへの解説はありませんでしたが、所詮、親が肩代わりすることのできな
い問題であると、解釈しました。親が何とかしてあげなくてはではなく、本人が自分の力で何とか
するしかないので、親にできることは、まずは環境を整えることから始めるということなのですね。
主役は子自身であることの意味がわかったような気がしました。
そして、なんと言っても、「子を全肯定し続けているのに、親への要求や攻撃がエスカレートする、
あるいは継続する理由」です。

◎ 高橋先生のお話はとても説得力があり私の迷いや疑問を払拭し学ぶべきことがたくさんありまし

感受性が強く周りに気を使って生きて来た子は親の愛情を感じにくいこと、親が子供の表面の言葉
や要求に拘ることなく心の奥にある本当の気持ち(苦しさ、寂しさ、愛情を求める)に気づき応える
こと、3 つの暴力の意味や 3 つの自殺に至る理由、手紙での親子の関わり方、全体を通し親が子供
の心に寄り添い、子供の心をしっかりと受け止め、安心して過ごせる環境を家庭で整える事がいか
に大切であるかを改めて痛感しました。
自分の心がスッキリとして良い意味でまた息子と向き合って行こうと元気を貰いました。またいろ
いろと学ばせて下さいね。ありがとうございました。

◎ ひきこもりが長引く条件について
・硬直化
心も体も生活も家族も硬直化してしまっている→弛めること
・親子関係のわだかまり
過干渉とひきこもりの後の食い違い
・本人の主体性、自発性
成長できていない、潰された。
これは本人だけの問題ではなく社会構造や日本の家族文化の問題でもある。
本人に考えさせる、決めさせること。
対応については皆さんにもお話があったと思いますが、踏み込みが必要とのこと。
たとえば、手紙を書く。
子どもの気持ちに寄り添って、「あなたがやりたいことを望みます」
「幸せに近づいていってほしい」など、背中を押すのではなく、責めてはいないという気持ち。
手紙は後々まで残るものなので、カウンセラーに添削してもらうこと。インパクトが大きいから一
回出したら暫くは出さない。

◎・講師や支援団体により、方針は様々。考えや方針の偏りは危険。
→「こうすれば絶対によくなる」なんてことはないので、タイプや状況にあった対応ができるように。
・子が言葉での吐き出しがうまくできないタイプでは、子の気持ちを親がうまく受け止められないと、
要求がエスカレートする。
→苦しい気持ちに寄り添うように。
・子が強迫神経症的でこだわりが強いタイプの場合、親がどんなに子の要求を受け入れ続けても、
要求が継続あるいはエスカレートする。
・ひたすら親を批判し、要求を繰り返すその心の底には、苦しさ・寂しさ・愛情を求める幼さがある。
奥にあるその気持ちに対応せず(気付かず)、表面の要求にのみ応え続けても、本人は満足しない
ので、要求はエスカレートしていく。批判や要求や支配は、親の関心を引くため。
→心の奥底にある苦しさ・寂しさ・愛情がほしい気持ちを考え、それに気付き、理解と愛情を示すよ
うに。
→表面の要求は親の関心を引くための手段にすぎないので、それに答えることにこだわることはない。
疲弊しないように。
・子が親を巻き込み、支配するのは、親への怒りが強いタイプ。本当の気持ちに気付かない親に対し
て、延々と現実離れした要求や支配が続く。
→努力の限界を少しずつ見せるようにし、親の方から線を引くように。
→理屈には理屈で返さない。
→親からの抵抗によって、子は感情面が刺激されることがあるので、その感情を受け止められるよう
親側の準備(覚悟)が必要。
・「あの時、自分はかわいそうだったんだ」と、自分に愛情を注げるように。
自分の傷を認め、自分で傷を癒やすことが大事。
→親は、あの時こうしてあげればよかった、ではなく!あの時、本当にかわいそうだった、つらかっ
たねと、子の気持ちに寄り添うことが大事。

※ これまでもお伝えしていますが、講師の話は、一講師の経験から培われた信念に基づく方針、アド
バイスであり、必ずしも絶対ではないので、1ヒントとして参考になさって下さい。
私たちは、自分のケースにぴったりくる考えや方法を見極める力をつけていくことが必要なのでし
ょう。そのために学習会・茶話会をご利用いただけたら何よりです。
(講師の)この考えだけは納得いかない。逆効果の場合もあるのでは。という思いも、ごく自然で
あり、大事なことだと思います。また、感想はあくまで個人のもので、自由だし、時間がたてば、
変わることもあります。


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